ワクチン・治療薬の現状 (新型コロナウイルス)
こんにちは!
今回は
『新型コロナウイルスはいつ終わるんだろう?』
『新型コロナウイルスの治療薬はどうなんだろう?』
『新型コロナウイルスのワクチンはどこまで進んでるの?』
という疑問をずっと思っていたので、頑張って調べてきました!
…とはいえ読みながら何回か寝そうになるくらい(笑)、難しかったので
なるべく簡単にまとめますね…!
(※とはいえ根拠がないと怪しい記事になってしまうので、
なるべく根拠となった記事やなんかも載せていきます!)
まず第一に、というか大前提の目的地は
ですよね。
基本的な考え方としては
①人の行き来は止められないので、『封じ込め』による世界的な収束は
実現できない。
②『集団免疫』を手に入れるしか収束させる方法はない。
との事です。(日経バイオテクより)
ちなみに『集団免疫』とは…
『一人の感染者が何人に新たに感染させるか (=基本再生産数という)』
を1以下する方法
(↑要は10人の感染者が9人にだけ感染させたら1人分新規の感染者は減るよね、
っていう作戦で、免疫を持つ人が増えたらウイルスをうつされる人も減るから
10人→9人→7人→5人→3人→1人→0人にしようという事)
収束させるには感染者をだんだん減らしていくしかない、
のは当たり前なんですが、
実際にどれくらいの人が免疫を持たないと収束しないかというと、
新型コロナウイルスの『基本再生産数』を2.5(一人の感染者が2,5人にうつす)
としたら、全人口の60%が免疫を持たないといけないようです。
そして免疫を持つには
①感染して治る
②ワクチンを打つ (インフルエンザの予防接種みたいな感じです)
この2つの方法があって、①は危ないからワクチン大事だよね、って話です。
ちなみに①の『感染して治って免疫を持つ』方法だと3~5年も(!)かかる
と言われています。。
ワクチン=予防接種受けといたら免疫ができてウイルスにかかりにくくなる
ってことで、本当に大事ですよね。
ちなみに噂の『アビガン』は『治療薬』なので
ワクチン=そもそも新型コロナウイルス感染症にならないようにするもの
です。
大前提はこのあたりで…
◆治療薬の開発とワクチンの開発の現状はどうなっているのか◆
がみなさんとっても気になるところですよね。
自分で調べようとすると謎のカタカナや英語がいっぱい出てきて
「ちんぷんかんぷん」ってやつですし。。(苦笑)
ワクチン・治療薬・検査技術などの臨床試験は合計1300(!)
と言われています。
これからそれぞればばっと現状をまとめますね。
◆治療薬について◆
有名なのは2つですかね。
①「レムデシビル」
最近日本で話題になっている政府が一番早く認可しそうな治療薬ですね。
抗エボラウイルス薬として開発されていた薬の転用です。
『回復を31%早めることが示された』と報道にはありますが…
個人的にはもうちょっと劇的な効果を期待したいのですが…。
②「アビガン」
開発名『ファビピラビル』の名前で富士フィルム富山化学という日本の
会社が開発していた抗インフルエンザウイルス薬の転用です。
軽症者の9割、重症者の6割に改善が見られたとのデータもあります。
ただし胎児に奇形を生じさせる可能性があるため妊婦には使えない。
その他も合計10弱ほどの治療薬名が各サイトであがっていますが、
どれももっと重い副作用(不整脈を引き起こすなど)があったり、
または効果がなかったりしているようですので、
この2つが現状のベスト、ですかね。。
また、忘れてはいけないのは
いまあげた治療薬は『ウイルスの体内での増殖を防ぐ』効果であって
重症化した患者=ウイルスが増殖した後の患者 には効果が期待できない。
とのことでした。。
ですので今も治療薬の開発は進められているようです。
重症化すると様々な内臓に影響が出るそうですので
むしろ今は 重症患者に有効な治療薬 と 妊婦さんも安心して飲める治療薬
がより優先してできてほしいですね。
次に
◆ワクチンについて◆
です。
これこそが根本的な解決の方法で、
この新型コロナウイルスにやられている世界の現状を
どれだけ早く終えて『日常』に戻ることができるのか。の
鍵を握っています。
ワクチンは
①開発
②臨床試験 (※『第1、第2、第3』の3段階の試験にわけて行われます。各数か月)
③その国から認可を受ける
④投与開始
の順番となり、通常は 5年~15年 かかると言われています。
しかしながら現在は世界の緊急事態のため
①も本来なら 2~3年 かかるものが
専門家の世界的な協力の結果 数か月 にまで縮められ、
今はもうすでに10件前後、臨床試験を行われている候補があります(!)
ただ…調べていると
基本的にどのサイト・ワクチン候補を調べても『2021の間には~』
という言い回しのため、
『やっぱりあと1年かかるのか…』
と思ってしまいました。。
ので!、
期待と希望が持てるように信頼がおけそうで最速になりそうな候補を
2つほど紹介しておきます!
①イギリス・オックスフォード大学が開発したワクチン
4月23日から臨床試験が開始されています!イギリス政府も支援しており、
『臨床試験がうまくいけば、早ければ9月にもワクチンの大規模生産
を開始できる見込み』とのことです!
②ドイツの製薬会社ビオンテックとアメリカの製薬会社ファイザー の2社が協力
こちらも4月23日からドイツで臨床試験を開始しています!
アメリカでも5月4日の週から開始予定。
年内に数百万回分のワクチンを供給できる可能性があるとの事です!
私が調べたなかだとこの2つが最速のようですね。
秋までかかるのか…とも思ったりもします…が、
この心をぎゅーっと締め付けられる状況が終わるのならば
期待して待ちたいと思います。
最後にもうひとつ、
コロナワクチン、年内接種も 国際団体が見解
【ニューヨーク時事】ワクチン開発などを支援する国際団体「感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)」は27日、新型コロナウイルスのワクチンが年内にも接種できる可能性があるとの見方を示した。米ブルームバーグ通信が報じた。
CEPIは新型コロナのワクチン開発事業9件に出資している。開発の進展を踏まえ、医療従事者ら感染リスクが高い層を対象に、緊急的な使用が年内にできる可能性があると説明した。
CEPIはこれまで、ワクチン接種が可能になるには12~18カ月かかるとの見方を示していた。
(引用元:https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042800405&g=int)
そんなこんなでまとめてみましたが、
やっぱり難しく、そして長くなっちゃいました。(苦笑)
でもこの治療薬やワクチンのことも
ブログを始めた当初からみんなでちゃんと共有して
希望をもって毎日過ごしたいなと思っていたので
頑張って書いてみました。
できたらここまで読んで頂けてると
非常にうれしいですが…。(笑)
では!
AceratainFox512
※これは5月1日に調べた情報を元にしています。
これを読んで頂いた時に、もっと研究が進んでいることを望みます。
↓今回は参考にしたページたくさんあります…(笑)
※集団免疫についてのページ(日経バイオテク)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58641150Q0A430C2000000/
※治療薬について参考にしたページ①(日経バイオテク)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58446920U0A420C2000000//
※治療薬について参考にしたページ②(AnswersNews)
https://www.ctv.co.jp/news/articles/29ei47ihfyxqvqxl.html
※治療薬について参考にしたページ③(CHUKYO TV NEWS)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58641150Q0A430C2000000/
※ワクチンの臨床試験の過程についてのページ(JX通信社)
https://wired.jp/membership/2020/03/25/everything-coronavirus-vaccines/
※ワクチンが出来るまでの期間についてのページ④(WIRED)
https://wired.jp/membership/2020/03/25/everything-coronavirus-vaccines/
※英・オックスフォード大学のワクチンに関するページ①(BBC NEWS JAPAN)
https://www.bbc.com/japanese/52407075
※英・オックスフォード大学のワクチンに関するページ②(BBC NEWS JAPAN)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042200949&g=int
※独ビオンテック / ※ファイザー のワクチンに関するページ(CNN JP)